幸せはだれでもなれるもの

幸福・成功論

はじめに

こんにちは。記事に興味を持ってくださりありがとうございます。初めての投稿なので、不慣れな部分もあるかと思いますが、最後まで読んでいただけると嬉しいです。

私は、25歳の普通のITエンジニアです。こんなやつがなんでいきなり幸せについて語るんだ?と思われるかもしれませんが、これまでの経験から「幸せ」について考える機会が多かったので、その考えをシェアさせていただきたいと思います。

この記事は、生活や将来に不安を抱えている方、幸せを感じづらくなっている方へ向けたものです。本記事が少しでも役立ち、みなさんの人生が豊かになるきっかけになれば幸いです。

今、幸せですか?

この問いに、自信を持って「はい、私は幸せです!」と答えられる人は多くないのではないでしょうか。

しかし、子供の頃を思い返してみると、幸せで楽しかった思い出がたくさんあると思います。少なくともその頃は、悩むことがほとんどなかったのに、成長して学生や社会人になると徐々に幸せを感じづらくなってしまうことがありますよね。なぜでしょうか?

それは、成長とともに社会的な責任が増加し、様々な面で自分を他人と比較したり、他人からの評価を気にしたりすることが多くなるからです。結果的に、理想と現実のギャップに直面して落胆することが増えてしまいます。

例えば、学生時代には『良い大学に入らなければならない』『安定した企業に就職すべきだ』といった社会的なプレッシャーを感じるかもしれません。そして、成績や他人からの評価を自分自身と他の人とで比較してしまい、期待通りにいかない現実に失望することがあります。社会人になると、今度は『良い成果を出さなければならない』『上司や同僚/後輩の期待に応えなければならない』といったプレッシャーが強まり、仕事における成果や上司や後輩との人間関係に悩むこともあるでしょう。また、主婦の方を例に挙げると、『家事をうまくやらないといけない』『子供や夫のためにサポートしないといけない』というプレッシャーがあるかもしれないです。もちろん、他にも幸せを感じることを妨げる要因はあると思います。

ここまで読んでみてあることに気が付きませんか?

それは、私たちの幸せは周りの状況や環境、他人からの評価に左右されすぎているということです。つまり、外部からの要因によって幸せを感じたり、感じなかったりするのです(外的要因による幸福)。

しかし、自身のいまの能力や人間関係、周りの状況や環境って簡単に変えられないですよね。簡単に変えられないことに加えて、それらから逃げられない(ずっと続く)ことになると、精神的にストレスが大きくなってしまい、結果的にうつ病になる可能性もあります。ではどうすればよいでしょうか?

内的要因による幸福

「外的」という言葉を使用したので、勘がいい方は気が付いたかもしれませんが、私は本当の意味で「幸せ」を実現、それを維持するための基礎は内から作るものだと考えています。

ここで少し考えてみてください。次の2人の人物を比較してみましょう。

Aさん:能力が高く、成績も優秀。給与も高く、見た目も良いため周りからの人気も高い。例えば、キー●ンスの営業マンのように、年収が2000万円以上ある人を想像してみてください。しかし、毎日激務で、プライベートの時間は少ない。また、生活水準が上がり良い時計や良い車を買い、タワマンに住む。

Bさん:能力は平凡、成績も普通。給与はそれほど高くなく、外見も普通。ただし、周りの人に感謝を忘れず笑顔で接しているため信頼が厚い。例えば、地元でステーキ屋を自営し、家族と穏やかに暮らしているような人です。お金やステータスはAさんほどではないが、やりたかったことを実現し、家族や友人と笑顔で過ごしている。

どちらがより幸せだと感じますか?そして、どちらがより長続きしそうな幸せだと思いますか?もちろん、人それぞれ状況や環境が異なることから回答も異なってくるかと思いますが、私はBさんのような生活でも十分幸せだと感じます。その理由は何でしょうか?

それは、Aさんは主に外的な要因(高い給与や社会的な成功)によって幸せを実現していることに対し、Bさんは、内的な要因(自己実現や平穏な心)から幸せを実現しているのです。

実は、みんなが気にしているお金やステータスなどは幸せを追求するために必ずしも必要なものではないのです。もちろん、お金がありステータスがあり人気がありながら幸せである方もいらっしゃいますが、全体で見るとそこまで多くはないのではないでしょうか?またその幸せの状態を長期的に維持できる方はもっと少なくなると思います。

もちろんお金やステータスはないよりあった方がいいと思いますが、多大な努力が必要です。本質的な幸せを追求する上では必ずしも必須ではないということをお伝えしたいです。

大事なことは、自身がいま置かれている状況や環境を(認めたくなくても)認めながら、自身の内から幸せな状態を作り出していくことです。では、どうしたら内から幸せを作り出すことができるでしょうか?

感謝すること

これです。感謝すること、なんだそんなことかと思うかもしれませんが、これが最も有効かつ計り知れないほどの効果を及ぼしてくれると実感しています。本記事を読んだらこれだけでも覚えていただきたいです。

家族間での会話を例としましょう。

夫が仕事から帰ってきたときに、疲れた夫に妻が「もっと稼いできてよ」と言ったとします。そして、夫側は「文句あるなら自分で稼いで来い」と言ったとします。これではお互いに責めあい、喧嘩に発展しがちです。

では、感謝の気持ちがあれば、どうなっていたでしょうか。

妻のその言葉の裏には夫への期待があるはずです。そして、家事をして頑張って夫をサポートしているからこそその言葉が出てきたのかもしれません。

ですから、妻からその言葉を受け取ったときに夫側が次のような言葉を返したら良かったかもしれません。「頑張っているんだけど、思ったように業務の成果が出ないんだよね。いま~に挑戦してる、もう少し時間が立てば成果を出せると思うよ。(少し雑談をしてから)いつも家事してくれてありがとうね。」

このように感謝ベースの言葉を投げかけられれば、妻側もはじめの言葉について反省するかもしれませんし、夫をサポートするためにもっと家事を頑張ったり気遣いをしてくれるようになるかもしれません。

また、妻側の言葉も感謝ベースに修正することができます。例えば、「いつも仕事お疲れ様。(少し雑談をしてから)最近は少し私たちの家計が少し厳しくなってきたと思って、あなたも頑張ってくれてるのはわかるから私もなるべく家計に負担をかけないように節約してるよ。もし、何かできることがあったら教えてね。」などです。

そうすると、夫側は「節約してくれてありがとうね。僕も今より稼いで来られるように頑張るよ。」口では言わないかもしれませんが、心の中では感謝の気持ちが芽生えてくると思います。

どうでしょうか?はじめの会話では、上手くいかない状況や環境に他の人を責めていましたが、一方が感謝ベースの会話になることで、もう一方も徐々に感謝の心が芽生えてきて、状況を変えるために協力的になってくれるはずです。1回の会話で関係が良好になるとは限りませんが、それを続けていると必ず状況は今より良くなっているはずです。もし、こちらが継続して感謝ベースの会話にしていても、相手がこちらを責め続けるのであれば、それは相手の心が貧しいことが原因であるので、その場合は今後の関係を考えた方がいいのかなと思います。

感謝は小さなことから始められる、強力な幸せの源泉なのです。

日々、感謝

しかし、日々本当に感謝していないと、いつかまたお互いに責めあうようになってしまいます。感謝を続けることが重要です。

だからといって、日々、直接相手に感謝を述べるのも気恥ずかしいし、いきなりしてきたら気味悪がられそうですよね。そこで私がおすすめするのは、朝と晩の感謝タイムです。

とても簡単です。

毎日、朝起きたときと夜寝る前に5分~10分ほど周りの全てのことに感謝するのです。(時間があれば全然もっとやってもいいと思います。また夜眠れないときにも有効です。)

周りの状況や環境、周りにいる人や物、そして自分自身、思いついたものから全部です。

最初は、幸せを邪魔する周りの状況や人物に怒りが込みあがってくるかもしれませんが、感謝ベースに考えて、その状況や人物のいいところに注目してみるのです。そして、心の中で一つずつありがとうと言ってみてください。意外と多く見つかるはずです、感謝タイムを設けることで日ごろ気が付かなかった小さな幸せに気が付くことができるのです。

なんで感謝しないといけないの、と思われるかもしれませんが、相手に変わってもらいたいならまずは自分から変わることです(どうしても許容できない相手であればその人からどうにかして離れることをおすすめします)。もし自分は何も悪くないと思って感謝しないのであれば、自分で自分の幸せの実現を邪魔しているとも言えます。自分から変わることはとても難しいことですが、自分で自分を誉めてあげてどうか変わることを決めてください。本当に幸せになりたいのであれば日々、感謝することは欠かせません。

私の場合は、朝起きたらベランダで日光を浴びながら感謝タイムを5分設けます、また夜ご飯が終わった後は10分くらい外を散歩しながら感謝の時間を設けるようにしています。

心の中で感謝を続けていると、どんどん感謝する対象がなくなってきて、最終的には周りにある物(手すり・ペン)や虫、目に見えないもの(空気や概念)まで感謝するようになってきます。ここまで行くと、感謝レベルがかなり高くなっており、心に余裕が出てきたことを実感するはずです。

この状態を続けることで、日ごろの考えや行動も前向きになり、人とのコミュニケーションもポジティブな話題になります。すると、自然に笑顔が増えるようになり、人を惹きつけ、周りの人間関係や学校/職場での立場も変わる機会がでてくるかもしれません。

感謝をすることの効果は未知数なのです。

さいごに

まとめです。

  • 本質的な幸せは自身の内側から作り出すもの。
  • 周りに感謝することが最も効果的。
  • 感謝をすることで周りの状況や人間関係もより良くなっていき、外側からも幸せがもたらされる。幸せのサイクルができる。

この記事を通して、幸せは外から得るだけではなく、自分自身の内側から作り出すことができるということをお伝えしたかったです。

幸せは心の状態であり、心の状態は感情と同じように自分の考え方と行動でコントロールできるものです。皆さんが幸せを実現し、それが継続されるよう、心から願っています。

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